みなさんは、幻のエイリス・キャピタル(ARCC)という銘柄を知っていますか?
しばらく前に米国株の高配当株として有名になった銘柄です。
米国株投資をやっていらっしゃる方のブログで見たことあるとという方も多いのではないでしょうか。
リブラのポートフォリオでも、ごく少数ではありますが、保有しています。
ARCCからどんなペースで、どんなボリューム感で配当がもらえるのか興味があるよという方は、ぜひこの記事をチェックしてみてくださいね。
今となっては、もっと買っておけばよかったかも。
エイリス・キャピタル(ARCC)とは
こちらはリブラのポートフォリオの中では数少ない、米国の個別株です。
銘柄名:エイリス・キャピタル
ティッカー:ARCC
この銘柄を説明しようとすると、どうしても専門用語の羅列になってしまうのですが、ビジネスの形態としてはBDC(Business Development Company)企業と紹介されます。
Business Developmentという単語が含まれていますが、具体的に誰のビジネスをどうデベロップメントするのでしょうか?
それは、スタートアップ企業など、銀行からの十分な融資を受けられなかった会社にお金を貸すことで、彼らの成長をサポートするという形態です。
スタートアップ企業の成長は見通しが立てにくいため、融資した金額が貸し倒れになってしまうリスクはありますが、逆に急成長をして莫大な利益をもたらしてくれる可能性もあります。
そういう意味では、リスク高めの個別株かも。
2024年7月2日に受け取った配当金
リブラはARCCを、特定口座で38株所有しています。
特定口座
1株あたりの配当金(税引前):0.48 USドル
配当金合計(税引前):18.24 USドル (0.48 USドル×38株)
配当金合計(税引後):13.10 USドル
【日本円換算】配当金合計(税引後):2,105円(レート160.73円)
前回(2024年4月)に受け取った配当金と同額ですね。
こちらは、年4回で配当金が分配されます。
小口でしか持っていないので、配当金も10 USドル強とささやかな金額ですが、株価も購入当初からジワジワと上がってきているので、配当金、評価額ともに貢献してくれている銘柄です。
前回ARCCから受け取った配当金はこちら。
【重要】楽天証券ではARCCは買付停止措置中です
さて、従来であれば受け取った配当金は、そのまま当該銘柄の追加購入にあてたいところではあるのですが、楽天証券ではARCCは買付停止措置中です。
つまり、今から新規で購入することも、追加で購入することもできません。
2021年12月3日(金)より、以下に記載の当社取扱い米国株式10銘柄について、諸般の事情により新規買い注文の受付を停止します。
それに伴い、12月3日(金)時点で受注している対象10銘柄の買い注文(期間指定注文を含む)は、同日午前中を目途にすべて失効します。なお、対象銘柄を保有されているお客様については、12月3日(金)以降も売り注文は引き続きご注文いただけます。
2021年12月3日(金)より買付停止となる銘柄
ティッカー 銘柄名 主要取引所 ARCC エイリス・キャピタル NASDAQ BBDC ベアリングスBDC NYSE CGBD TCG BDC NASDAQ HTGC ハーキュリーズ・キャピタル NYSE MAIN メイン・ストリート・キャピタル NYSE NEWT ニューテク・ビジネス・サービシズ NASDAQ NMFC ニュー・マウンテン・ファイナンス NASDAQ ORCC オウル・ロック・キャピタル・コーポレーション NYSE PSEC プロスペクト・キャピタル NASDAQ SSSS スロ・キャピタル NASDAQ 上記銘柄の買付注文受付再開につきましては、対応が可能となった時点で改めてお知らせいたします。
3年前に買付停止となったまま、今に至るまで買付の再開はアナウンスされていません。
また、SBI証券に関しては、もともと購入することができません。
以前は別の証券会社で購入できるところもあったそうなのですが、本記事執筆時点では、日本国内でARCCを購入できる証券会社はないようです。
幸い、既に持っているARCCを持ち続けることはできるようなので、これからも所有することはお許しいただきたい。
ちなみに、ワンチャンいけるかな?と思って買い注文を出そうとすると、こんな感じで断られます。
受け取った配当金はどうする?
ARCCに再投資することはもはや不可能なので、利回りという点では劣りますが、いつも通りHDVの買い増しにまわそうと思います。
資産形成のための銘柄を選定する上では、成長率や利回りだけではなく、その銘柄を買い続けることができるのかという点も考慮に入れる必要があるのですね。
今回受け取った配当金は少額なので、他で受領する配当金と併せて、再投資を行います。
少額といえど、お宝銘柄なんだ。
まとめ
以上、ARCCからの配当金報告と、ARCCは楽天証券、SBI証券のどちらでも購入できませんという記事をお届けしました。
もう買えないとなると、「あの時買っておけばよかった・・・!」と思いがちですよね。
ですが、私がARCCの買い注文を出した時は、高配当だけどハイリスクということを聞いていたので、かなり怖がりながら処理したのを覚えています。
結局のところ、どの銘柄が貢献してくれて、どの銘柄がパフォーマンスが悪いかなんて、そこから長い時を経てみないとわからないですね。
現時点での成績は良くても、もう5年経過した時の成績がいいかどうかは、未来の人しかわかりません。
それもまた、株の面白みですね。
Thank you for reading!
コメント