みなさんは、タバコ株に投資することに興味がありますか?
タバコを吸う、吸わないはもちろんご本人の好みなので自由ですよね。
ですが投資の対象としてのタバコは、アリでしょうか。ナシでしょうか。
もちろん賛否両論あるのは当然だと思います。
リブラととしては、もちろん投資を通して社会をよくするための活動に貢献できるのがベストです。
しかしながら、優れたビジネスモデルというものは、いかに人々をその商品であったり、サービスに傾倒させるかにかかっていると思います。
ゲームやSNSなども、いわば人々を釘付けにして、そこに時間を使ってもらうかがビジネスの分かれ目になりますよね。
タバコもその一種で、消費者にどうやって継続的に喫煙してもらう(=タバコを買い続けてもらう)かによって、その収益性が左右されます。
投資を通して社会貢献したいと思いつつも、まずは手元に原資がないと、社会貢献どころか自分の生活が成り立たないというのもまたリアルです。
前置きが長くなってしまいましたが、今回はそんなタバコ株である米国のアルトリア・グループ(MO)からの配当金をもらいましたので、そのご報告です!
投資とBizmateを始めてから、経済と自分がいる社会がいかに密接に繋がっているかを深く考えるようになったよ。
アルトリア・グループ(MO)とは
こちらはいつもリブラがご紹介しているETFとは異なり、米国市場で上場している個別株です。
銘柄名: アルトリア・グループ
ティッカー: MO
アルトリアはタバコ事業を展開している会社です。
リブラは非喫煙者なので、タバコの銘柄にはあまり詳しくないのですが、過去には「フィリップ・モリス」という会社名でした(2003年に社名変更)。
代表的なタバコとしては、「マルボロ」、「パーラメント」、「バージニアスリム」などを販売しています。
なんとなく聞いたことがあるけど、吸うと違いが分かるのかな?
タバコ事業という収益性の高さから高配当であることが特徴ですが、社会情勢の影響などを受けていることもあり、株価は低空飛行気味です。
ポートフォリオに一部として楽しむのは良いと思うのですが、この銘柄を投資のコアとして考えるのは、難しいかなと思います。
2024年7月12日に受け取った金額
リブラはこの銘柄を、特定口座で83株所有しています。
特定口座
1株あたりの配当金(税引前):0.98 USドル
配当金合計(税引前):81.34 USドル (0.98 USドル×83株)
配当金合計(税引後):58.36 USドル
【日本円換算】配当金合計(税引後):9,418円(レート161.39円)
USドルでは、前回(2024年5月)に受け取った金額と変更ありません。
日本円に換算した場合は、前回からさらに円安になりましたので、微増というところですかね。
こちらの銘柄は通常は3ヶ月に1回のペースで配当金が支払われます。
前回は5月だったのでまだ2ヶ月しか経過していませんが、これは前回(4月)の支払い分が月末近くだったので、日本側で証券会社の口座に振り込まれたのが、月をまたいだのだと思います。
なので実質的には、通常通り3ヶ月に1回の支払いのままです。
この記事を書くときに「あれ、なんでだろ?」と調べちゃった。
前回受け取ったMOからの配当金はこちら。
受け取った配当金はどうする?
配当金の記事では毎回おなじみですが、現在リブラは個別株への新規・追加投資は行なっていません。
これは利回りの点では劣るものの、将来のリタイア生活を実現させるため、より保守的に配当金が期待できるETFを投資のコアにしようとしているからです。
その中でも、現在積立額1,000万円を目指しているのが、高配当ETFであるHDVです。
こちらももちろん景気変動や、社会情勢からの影響を受けるものではあります。
ですが、個別の会社の業績に影響される個別株とは違い、運用会社の方でパフォーマンスが悪い会社を自動的に排除して、業績の良い会社と入れ替えてくれる機能があるため、安心して持ち続けられる銘柄です。
毎月の給与からの新規入金も、全額HDVの購入にあてていますよ。
まとめ
リブラのポートフォリオの中では唯一のタバコ株である、アルトリアからの配当金についてご報告しました。
以前は、同じくタバコ業界であるBTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)も所有していたのですが、こちらは旧NISAでの保有期限が昨年末までだったため、その際に全額売却してしまいました。
今、ふと魔が刺して現在のBTIの株価を見てしまいましたが、私が売却した当時よりも、現在の株価が上がっていました。
BTIを持ち続けられたみなさま、おめでとうございます。
私はもう1株も持っていません・・・
個別株って楽しいのですが、ときおり既に手元にない銘柄の株価を見てしまって「あの時売らなければよかった(もしくは買っておけばよかった)・・・」となりがちです。
その点、ETFを長期でずっと持ち続ける戦略は、「もっと早く持ち始めればよかった」という後悔がおこる可能性はありますが、売却に関する後悔は発生しないので、心理的に安心した状態で運用することができますね。
Thank you for reading!
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