【外資系あるある】ホント?ウソ?現役外資系サラリーマンが答えます

雑記
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さてさて、今日はいつもの英語学習や資産運用からはガラリと変えて、私の本業の話をします。

リブラはもう10年以上、外資系企業で仕事をしています。

みなさんの中で外資系企業ってどんなイメージがあるでしょうか?

お給料が高くて、みんな英語ペラペラで、スタバでPCをツッタカターン!としている感じでしょうか?

そんな外資系企業の日常を少し垣間見ていただくために、世間で「外資系あるある」と言われている項目について、リブラの視線でチェックしてみました。

ちなみに、日系企業といってもその企業文化がさまざまであるのと同様に、一口に外資系企業といっても、結局はそれぞれ異なる企業を「外資」というグループに入れたにすぎません。

そのため、全ての外資系企業にこれが当てはまるというわけではなく、あくまでリブラが働いている外資系企業ではどうなのか?という考察であることを、ご承知いただけたらと思います。

検証その1:有休が取りやすいってホント?

これは本当でした!

もちろん業界や職種によっては、多忙のため休みにくかったり、時期的に休むのが難しいシーズンがあったりはすると思います。

ですが会社としては、従業員にもっと有休を取得して欲しいという意思をはっきり表明しています。

また、有休取得を促すために、人事からも定期的に従業員の有休取得状況が送られてきます(もちろん消化率が高い方が良い)。

そして、「休むのが悪!」といった企業文化は一切ありませんでした。

ちなみにリブラが以前働いていた日系企業では、取締役がはっきりと「休みを使わないということは、それだけ会社のために働いたということだから評価されなければいけない。」と言っていました。

それはつまり、

有休を使わない:会社のためにたくさん働いた!

有休を使った:会社のために働いた日数が少ない!

と判断されてしまうということですよね。

そもそも本来は、「会社のためにどれだけ長時間働いたか?」ではなく、「会社のために何を貢献できたか?」で評価されるべきだと私は考えます。

もう10年以上前のこととは言え、今では問題視されちゃいそうな発言ですよね。

リブラ
リブラ

思えば彼は、団塊の世代の人。今とは考え方が異なるんだよね。

一方、現在働いている外資系企業では、事前に休みの連絡をしておけば、休暇を取っても何も言われません。

もちろん、急病などの事情の場合は、当日の連絡でも問題ありませんよ。

一週間以上のような長期休暇は、事前の調整が必要になりますが、それでも普段自分の仕事をきっちりしていれば問題ありません。

そもそもヨーロッパのチームなんて、しょっちゅうバケーションをとっていますからね。(年間の休暇日数は同じと言われているけれど、本当なんだろうか。)

というわけで、外資系企業は有休が取りやすいという噂は「本当!」でした。

検証その2:全員が英語ペラペラなの?

これは都市伝説だと思います!

100%の従業員が全員英語ペラペラということはありません。

英語力が必要かどうかは、その部署は役割によるという感じですかね。

ですが、英語能力の平均値を考えた場合は、もちろん高いと思います。

リブラが所属しているチームだと、私のように日本で生活して、日本で仕事してきましたという人は、実は少数派です。

周りを見渡すと、留学経験がある人、海外で働いた経験がある人、国際的な家族背景がある人が多数派です。

なので私の英語力パラメータの基本値は大変低いことになるのですが、そこは毎日のオンライン英会話とNHKラジオビジネス英語の受講で、どんどんパラメータを上げられるようにしています!

リブラ
リブラ

ヤバイと思ってから始める努力

それ以外にも、管理職レベルになると、日本と本社との連絡や調整を行うことになるので、英語力が求められますね。

なので、普段英語を使わないチームに所属しているとしても、英語力を高めておくことで、将来活躍できる場が広がりますよ。

機会が与えられたら努力するのではなく、努力するから機会が与えられるのだと思います。

というわけで、外資系企業は全員英語がペラペラという噂は「都市伝説!」でした。

検証その3:すぐクビにされちゃうの?

これは都市伝説と言っていいと思います。

なぜならば、外資系企業でも日本企業でも、日本で仕事をしている以上は、日本の労働基準法に従う必要があるからです。

外資系だからといって簡単に解雇できる法律があるわけではないので、条件的には差はないと思います。

ですが、採算が取れない部署を閉鎖したり、利益が出ないマーケットから撤退したりという判断を実行に移すスピードは早いと思います。

その場合、自分のパフォーマンスが良かったとしても、巻き添えになって職を失うリスクもあるので、自分の市場価値と、自身の業界の動向には敏感かもしれないですね。

もちろん、こちらも日本企業と条件は変わらないと思うので、現状に慢心することはなく、常に備えておきたいですね。

ちなみに、上記は従業員レベルの話で、本国にいる経営陣やリーダーの人たちは結構頻繁に入れ替わっています。

リブラ
リブラ

より良い条件の会社から声がかかったり、部署のパフォーマンスが悪いので入れ替えられたりで去っていくみたい

というわけで、外資系企業はすぐにクビにされちゃうという噂は「都市伝説!」でした。

まとめ

今回は、一般に外資系企業についてみなさんが持ってると思われる疑問について、内側の視点から回答してみました。

こうやって文章化してみると、意外と外資系企業と日本企業の差は少ないのではないかという気がしますね。

まだまだ比較できそうな点はたくさんあると思いますので、こちらもタイミングが合えば、また次に質問に答えていきたいと思います。

Thank you for reading!

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