こんにちは。リブラです。
最近新しく始めた習慣として、
- 週1での図書館通い
- 読書記録をnoteに書く
があります。
特に読書記録を残すことは、最近読んだ本たちの中でもおすすめされていました。


ブログの内容に関連しそうな本は、ブログ記事としてもレビューを書いているのですが、ブログテーマと関係のない趣味の本はnoteに読書記録を書いています。
先日読んだ本の中で、森埜こみちさんの『銀樹』という書籍があります。
この本の読書記録はすでに書いたのですが、この本に関しては、ブロガー&投資家であるリブラの目線からも考察を書いてみたらおもしろいのではないかと思いました。

児童文学なんだけど、大人でも判断が難しい課題が出てくるんだよ。
あらすじ
本書のあらすじは、以下のとおりです。
家族をなくし、過酷な暮らしをおくるシンはある日、朽葉の里に住むマボウに引き取られ、山で生活することに。マボウに憧れ、薬師になった頃、都から一人の薬師がやって来て、銀樹から作られた秘薬が欲しいと言ってくるが…。(Amazonより)
「銀樹」から作られる煎じ薬の秘密は、朽葉の里の薬師たちしか知りません。
外から来た薬師(捨吉)に秘密の煎じ薬を渡す場合、「銀樹」の秘密を守り続けるのは難しいでしょう。
しかし、朽葉の里の薬師たちには「新しい知識はひとりじめするのではなく、お互いに教えあわなければいけない」という教えがあります。
捨吉の訪問は、まさに自分たちの教えを実行するのか、しないのかを試されるときなのでした。
詳しいあらすじと課題については、こちらをどうぞ。

リブラだったらどうするか?:冷たいけれど、教えません
朽葉の里の薬師たちが直面したこの課題、絶対的な正解はありません。
ではもし仮に、ブロガーであり投資家であるリブラだったら、この課題にどう対応するのでしょうか?
冷たいと感じるかもしれませんが、私が朽葉の里の薬師たちだったなら、教えないことを選びます。
自分の基盤があるからこそ、他人にも優しくできる
そもそも私は倹約家、というかケチです。
そしてケチだったからこそ、8000万円を超える資産を築けたのでしょう。

一方で、ケチだケチだと言いながらも、ちょこちょこ寄付などもしています。

ただし、これらは自分の資産を削って寄付をしているわけではなく、毎月の給与からの一部であったり、株式の配当金や売却益などからの支出です。
つまり、給与や資産が樹木だとしたら、寄付をしているのはその樹木になった果実です。
果実を分かち合うことは他人の役に立ち、自分の心の充実につながります。
しかし、それは樹木が自分の手元にあるからこそできることでもあります。
樹木の本体を提供する場合、自分の基盤を失うことになります。
その場合、私は他人を気にかける余裕は無くなってしまうだろうな、と思いました。
『銀樹』のケースに置き換えると?
朽葉の里の薬師たちにとっての「銀樹」とその秘密は、リブラにとっての資産であると考えられます。
具体的には、私の資産運用の基盤となるインデックス投資信託や、米国ETFなどですね。
これらを捨吉に渡すことは、薬師としての自分たちの基盤すら失う可能性を秘めています。
こんな素晴らしい煎じ薬があると分かれば、多くの人たちが押しかけるでしょうし、さらには「銀樹」を欲しがる人が現れることも予想できます。
その結果として「銀樹」を失ってしまうのであれば、本来守りたかった朽葉の里の人々を、肝心なときに守ってあげることができません。
仮に、私が自分の基盤となる資産まで手放して寄付をしたら、結局、自分の生活も周囲の人たちの生活も、どちらも守れなくなるかもしれません。
結局はどこまで自分の信念を貫けるか
朽葉の里の薬師たちは、「銀樹」の秘密を共有することを選びました。
一方、リブラであれば、「銀樹」の秘密を守り続けることを選びます。
出した答えは、まったくの正反対。
ですが、私がこの記事で伝えたいのは、
結局はどこまで自分の信念を貫けるか
にかかっているということです。
物語の中では、都のお館さまが「銀樹」本体を欲しがったため、朽葉の里の「銀樹」は持ち去られてしまいます。
そして、都に植えられた「銀樹」は徐々にその力を失い、怒ったお館さまにバラバラの断片にされてしまいました。
けれども、朽葉の里の薬師たちの判断が誤っていたとは思いません。
例えば、リブラのように「銀樹」の秘密を守り続けることを選んだとしても、結局はお館さまの怒りに触れて、朽葉の里に攻め入られた挙句に、「銀樹」を奪われてしまった可能性も高いですから。
絶対的な正解がない問題。
だからこそ「じゃあどうする?」となった場合に、一番後悔が少ないのは「自分の信念を貫けたかどうか」で決まると感じました。

っていうか、都のお館さまが何かと激おこすぎだよね。
まとめ
ここまで、『銀樹』に出てきた難しい課題に対するリブラなりの考察をしてきました。
ちなみに、断片にされてしまった「銀樹」の一枝は朽葉の里の元の場所へ戻され、やがて力を取り戻すことが示唆されたところで、物語は終わります。
ここまで読むと、結局は朽葉の里の薬師たちの判断が正しかったように感じます。
その一方で、主人公の師であるマボウは、「銀樹」が力を取り戻す前に無くなってしまいます。
そのため、もしかしたらマボウは生前、「銀樹」の秘密を共有したことを後悔しながら亡くなった可能性もあるかと思いました。
この物語は、何が最善であるかは、立場とタイミングによって異なる、ということを教えてくれているように感じられました。

たくさん考えるきっかけになった、いい本だった!
Thank you for reading!
